
長いこと、まるまっていた生き物達は、 今、ここに目ざめ、 長いこと、かたくなってた草花は、 今かココかと唄いだし、 ふんわり土をもち上げる。 つめたくて、すき通る小川に、 明るく光る陽ざし、 そして何より目に止まる、 色とりどりの花と虫。 すこし冷たいこの地には、 たしかに春は、やって来た。 すべてが平和ですべてが明るい。 これからの、幸せだけを目標に、 今年の自分の生き方を、 それぞれかみしめ またいい日々が続くよと、 生きる姿がこの花だ。 生きる姿がこの虫だ。 そしてまた、さむくて草花かれる時、 大地は、はじめにもどるだろう。 そして、また・・・・・・いや次は、 もっと多くの草花命に、 会えるだろう。 |
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中学2年秋 |
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明るくて、 お日さま照ってて、 海は、まっさお、 水、すき通り、 ちょうは、たがいに飛びかった。 空気は、ぽかぽか 風は、そやそや、 花はゆれ、 鳥は鳴き、 木の枝からは、光がもれた・・・。 二 三歩 歩くと、 晴れきった空から、 何かが、ちらちらおちてきた。 雨でもないし、 雪でもない。 それは桜の花びらだった。 |
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中学2年秋 |
せみが鳴けば、夏が来る。 強い陽射しに負けないで、 短い命を、 一生けん命、夏を呼ぶ。 もしも、せみが鳴かなけりゃ、 暑いだけで夏じゃない。 夏になる・・・・。 木と言う木から、せみの声がふりそそぐ。 青い海を輝かせ、 まぶしい太陽きわだてる。 虫かごもって、歩いてた、 あの日のころを思い出す・・・・ そして、すぐに夏は去る。 せみと共に夏は去る。 空が真っ赤にそまる時、 いつの間にか声消える。 カラス鳴く、 夕方の空を、カラス鳴く。 せみ達が、遠い所へ行った時、 木の葉がちり、 また冬が来る。 そして、もう 会えることは、ないだろう。 次の夏が来る日まで・・・・・・。 |
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中学2年秋 |
何もできない夏休み 楽しいだけの夏休み 風のようにすぎる夏休み 何かがかけてた夏休み 幾度も泳いだ夏休み 思い出残った夏休み 心残しに夏休み 友達作ろう夏休み いろいろあった夏休み そして終わった夏休み 僕のせいなの?夏休み 夏の恋しい夏休み 楽しかった夏休み 明日で終わる夏休み 今までありがと夏休み 涙のこぼれる今、 夏休み |
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中学2年秋 |
終わりの終わりの夏だった。 スケートボードに乗りながら、 夕やけ小道を、すべってた。 とうとい感じの夕やけ雲も、 近所の子らの、『火の用心』のよびかけも、 今となっては、寂しくやさしいものだった。 また、空を見た。 そんで山を見た。 ローラーの音はふと止まる。 オレンジと ほんのり赤いこの空に、 カラスが五わほど飛び回る。 へんな気持ちに、 たえられず そのままそっと海を見た。 一わの鳥が、寂しそうに、 岩の上で、 一声鳴いた。 そしてかすかでかすかな波の声・・・・。 そのまま僕は思った。 また来年・・・・・・。 |
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中学2年秋 |
どっぷり暗い夕方の空に、 ちょっぴり赤い夕日がしずみかけ、 海はなごやかに ちらちら光り、 あの時、泳いだあの海の あの時、とび込む、たくましき岩々に、 海鳥一わ寂しくとまる。 後ろの山では、 カラス達が、たがいに鳴き合い、 せみの声はいつか消え、 夏の終わりをつげていた。 ・・・・・・みんなで作った粘土。 きれ端が、いつの間にか、ゆかに落ち、 夕日が当たって、 長くとうとい影を作ってた・・・・・・。 今日で夏も終わるのかぁ〜っ。 ため息だけが続きに続く・・・。 たくさん聞いたあの唄と、 たくさん遊んだ友の声、 そしてかれ葉の音だけが、 耳になんなく聞こえるようで・・・・・・ 楽しくすごしたこの夏も 闇と共に幕閉じる。 |
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中学2年秋 |
秋と言えば 何だろう? 僕は、寂しい物だと思う。 夏が終わり 思い出残して、 秋になる。 その夏のあたたか〜い 思い出が、 今にしみじみ思い出し、 すごく寂しくなるのである。 あの夏のあの日の出き事、 一つ一つを思いうかべ、 『はぁ〜っ』と思うものなのだ。 でもまだ秋も、 夕やけの季節、 ばんごはんのにおいの季節、 楽しい事がないわけでも、 ないけどなっ。 |
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中学2年秋 |
なつかしい時、海にいる。 なつかしい時、山見てる。 なつかしい時、風語る。 なつかしい時、思い出がある。 なつかしい時、気持ちいい また来年もと、 言う気持ち。 |
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中学2年秋 |
明日があればそれでいい。 明日があれば未来がある。 明日があればチャンスがある。 明日があれば楽しみがある。 明日があれば悲しみもある。 明日があるなら当たり前だ。 明日は、何があるか分からない。 それが明日のいいところ。 |
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中学2年秋 |
サトッペとリュッペとハヤッペがいた。 みんなで岩にたんけんに、 みんなで食べたカレーせん、 みんなで入った暗い穴、 みんなで写した記念写真・・・・・・。 思い出残った 今日の出き事。 みんながいて・・・・・・ それで 初めて・・・・・・ 思い出残った 今日の出き事。 |
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中学2年秋 |
友よ、私は十分な毎日を送っているのだろうか? まじめに、何でも、やっているのだろうか? 世のため、人のために、なっているのだろうか? 強い者には、頭さげ、 弱い者には、いばるのか? ただただ なやみ、 ただただ わめく、 友よ、私をどう思う。 |
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中学2年秋 |
いつもの道を、 いつものように、 走ってく・・・・・・。 今日の出き事を思い出し、 明日への期待を胸にだき、 細い道、暗い道、 まぶしい二つの光が、照りつけ、 また、去ってゆく・・・・・・。 唄いたいようで、唄いたくないようで、 冷たい風に足を速める。 家でいるぬくもりと、 あっちでいる不安さと、 耳がないような、今のしずけさ。 ため息と ホッとする気持ちと いろいろな気持ち ・・・・そしてまた、 ホッとため息ついた時、 いつもの我が家についていた。 |
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中学2年秋 |
時は、こくこくと流れゆく・・・・・・。 とてもようしゃなく、 テンポを変えることもなく、 こつこつすすむ。 どんなに早くしたくても、 どんなに時間がほしくても、 時は、ただただ 流れゆく・・・・・・。 笑っている時、 おこっている時、 泣いている時・・・・、関係なしに、こつこつすすむ。 どんないやなことでも、 歯をくいしばり、 生きているって感じする。 水の流れは変わるけど、 時の流れは変わらない。 人は、それに対抗し、 今までずっと生きてきた。 そしてこれからも・・・・・・。 どんなに技術が進んでも、 もうあのころには、もどれない。 だから、大切に使おう、 時間・・・・・・。 |
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中学2年冬 |
波は、とてもいい音で、 ザブ〜ン ガラララ・・・・・・ 海のにおいをおいていく。 青い海、 浜辺の方は、白がかり、 あとは輝く、青い海。 あつい陽ざしと、船の音、 ハマヒルガオと、この風と、 ほんのりきれいに、マッチする。 波は、とても狂暴で、 ザビァ〜〜ン パチパチパチ・・・・・・ しぶき とばして、去ってゆく。 でかい岩、 ズドンとばかり、ぶつかられ、 くだけてとびちる、波しぶき。 すごい風雨と、くだける音と、 それと何よりたくさんの、白い泡。 嵐のきびしさ、きわだてる。 波、それは、何より、やさしく 何より、こわくて 気まぐれで・・・・・・ でも、また会いたい 波。 |
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中学2年冬 |
ずっと、ずっと、昔からあるのかな? たくさんの歴史を残し、 少しずつ 少しずつ 波にけずられ、 このきりたった形に、なるのかな? ーーーいつごろ二つに割れたんだろう? ーーーそして今、すばらしい景色を作ってる。 昔あったその日より、 どんどん波にみがかれて、 弱い所がとうとうさけて、 今のきりたつ岩になる。 そして今、海鳥たちがとまり合い、 たがいに羽を休め合い、 これからも、すぐにくだけてしまわずに、 少しずつ、 ずっと、ずっと・・・・・・。 |
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中学2年冬 |
今日は、やっと晴れました。 鳥の声も聞けました。 空気をいっぱいすいこみました。 元気よく、みんなにあいさつできました。 昔、いっしょだった友達と たくさんしゃべりました。 ・・・・・・ そして、心は、ぽっか ぽかっ。 何も、もらっていないのに、 何も、やってもらっていないのに、 今日は、本当にいい日だった。 |
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中学2年冬 |
君は、明るくて、 楽しくて、 おもしろくて、 ・・・でも、 みんなと同じ、なやみもあって、 勇気さえあれば、 君と友達に、なれるよねっ。 |
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中学2年冬 |
山の頂上に立った。 ふわふわの風がきりぬけた。 さっきまでかいていた、汗は、かわき、 息もしだいにかるくなる。 かれかけた木の葉は、 カタカタ音をたてている。 木の間から、 そっと下を見た。 まわり一面海一色。 ベラベラベラッと たなびいていた。 向こうにうっすら島が見え、 そこから広い、地球が見えた。 ・・・・・・そして僕は帰った。 今日見た景色は、 一生の心に しまい込んだまま・・・。 |
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中学2年冬 |